金木犀の香りが秋の訪れを感じさせる★香道と同じく“道”のつくものと言えば、書道!大阪の書道教室「青霄書法会」
2022/10/26
金木犀の香りが秋の訪れを感じさせる★香道と同じく“道”のつくものと言えば、書道!大阪の書道教室「青霄書法会」
みなさん、こんにちは~!青霄書法会の神谷です!
もう11月目前★
日中の日差しがまだ暑さを残しながら、
涼しさを感じる秋らしい気候になりました♪
やっと、秋が来たな~としみじみ(#^^#)
わたしの秋の訪れを感じる瞬間は、
金木犀の香りが香ってきたときでして!
「おや、金木犀の香りがするな~」と思うと、
どこにあのオレンジの花が咲いているのか
探したくなるほど香り高いお花ですよね☆
ちなみに、この金木犀は三大香木と呼ばれていて、
春は沈丁花(ジンチョウゲ)、夏は梔子(クチナシ)、
そして秋は金木犀(キンモクセイ)だそうで!
わたしが金木犀の香ることを秋と感じるように、
季節の訪れを知らせてくれるのがこの三大香木だそう。
香りといえば、日本文化【香道】。
ときは推古天皇の時代、淡路島に流れ着いた木を
島人が薪と一緒に燃やしたら、
なんとまぁいい香りがしたので宮廷に献上した、
という記述が日本書紀にあるそうで~
それが香木だったのでは?というところから、
香道の歴史が始まるみたいです☆
“香”は仏教と結びつきが強く、
平安時代になると、香と仏教が分離して、
貴族の中では薫物合わせや、室内に香を焚いたりと
優雅に香りを楽しんでいたそうですよ~♪
鎌倉時代では、武将たちも香を愛好したそうで、
「香道」は室町時代、足利義政が公家に命じて
作法・ルールを集大成したことで基礎ができたそう。
江戸時代になって、豪農・町人に広がり、
ゆくゆく農民層までひろがり、
女性の嗜みとして料理・裁縫・茶道と並び、
教養の一つとして香道が
取り入れられるほどになったそうです。
“道”のつく日本文化といえば【書道】もその一つ。
香道と並べていえば、それこそ書道も写経の通り、
宗教と関わり合いながら中国から輸入され、
読み書きの教養を含め貴族の嗜みとして、
墨・筆で字を書くことからはじまり、
江戸時代の寺子屋で庶民に教養が広まるとともに
書道も広がっていきました(#^^#)
そう思うと、香道と書道が近しいものに
感じられて、同じ日本文化として
嬉しいなーと個人的に思う次第です~☆
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