江戸時代の武士の「読み書きそろばん」。字を書く、ということ。
2021/05/12
江戸時代の武士の「読み書きそろばん」。字を書く、ということ。
みなさん、こんにちは!青霄書法会の神谷です!
5月に入り~GWも気づけば過ぎ去り~
撮り溜めた民放ドラマも消化したので、
さぁ、以前地上波でやっていたときに
撮った映画でも見ようかなーと(*´ω`*)
なんとなーく、
時代ものの映画が見たいなーと
思ったので、V6の岡田君が主演の、
『花よりもなお』という映画を見ました☆
(( あ、ここからはちょこっとネタバレ?
あらすじ触れるのでご注意! ))
時は、徳川綱吉が将軍を務め、
長屋の道中にも、
お犬様がみこしに担がれて行き、
ははーっと通り過ぎるまでひれ伏す、
そんな頃のお話です。
当時、仇討ちに藩が賞金を出しており、
敵ができたら、幕府に届け出を出し、
脱藩して浪人になり、
いずこにいるか分からない
敵を追ったそうです。
この映画の主人公も、
親の敵討ちのため、浪人になり、
長屋で暮らしているのですが…
敵討ちするには、剣の腕がなくてですね笑
長屋で切腹常習犯の武士の
その現場を見ただけで腰を抜かすほどで。
その主人公の仇討ちがどうなったか、
気になるという方は、恐れ入りますが、
実際に映画を見てくださいまし(*´ω`*)
仇討ちする武士は、脱藩するわけですから、
収入とか、お仕事とか、基本ないそうでして。
仇討ち中は、親類からの支援で頑張るそうです。
映画の主人公も、長屋暮らしで、
お仕事は…ないんですよね。
ほんでもって、剣の腕もないですから、
長屋で『寺子屋』をひらくんです。
武家の子ですから、礼儀作法や、
読み書きそろばんなどの学術はできたので、
子供たちをはじめ、
読み書きができない大人たちも
主人公の寺子屋に通い…
大人の女性が言うんです。
「自分の名前ぐらい、書けるようになりたい」
そうです、『自分の名前』ぐらい。
読み書きができなくても、
せめて自分の名前だけでも、
書くことができるようになりたい。
この映画は、江戸の元禄の話ですが、
なんとまぁ、今は令和です、令和。
現在、日本では初等教育~中等教育は義務、
でなくても幼稚園から習い事を初め、
大学まで進学することが多くなっています。
自分のお名前を書くことはできる。
でも、「自分の名前を美しく書く」ことに、
自信はございますでしょうか?
……という私も自信はないのですが笑
かつてより、『学ぶ』ことに、
読み書きは欠かせないもので、
それは“書く”行為が大事であることを、
裏付けしているような気もしますよね☆
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