読書の秋~☆はっと思った読書の効果と「やまとことば」について
2020/11/18
読書の秋~☆はっと思った読書の効果と「やまとことば」について
みなさま、こんにちは~!青霄書法会の神谷です!
11月ですね!さんざん言っておりますが、秋ですね☆
『○○の秋』といえば、『読書の秋』なんて言葉も耳にすると思いますが~
今回はその「読書」にちなんだお話をちょこっと(^^)/
当会では毎月、競書誌「青霄」を発行させていただいておりますが、
その編冊作業に関わらせていただくことも多く~
ボールペン字の横書き課題で「???」と思う文章が。
『お体おいとい下さいますように。』
「お体/おいとい/下さいますように」だよね…
おいとい?おととい?おいと、い下さい?
いや…本当に恥ずかしながら、わたし分からなくてですね。
『お体お厭い下さい』が、
「お体を大事にしてくださいね、いたわってくださいね」
という『厭(いと)う』という言葉がさっぱりだったんです(>_<)う~
この通り、ブログの記事を多々更新させていただいておりながら…
はたまた「書道」という「書くこと」の
おそばでお仕事をさせていただいておりながら…
ほんっとに恥ずかしい限り(/_;)涙
最近、少し自分の時間が取れるのようになって、
久々に読書でも~と思い、
買ってから1,2年読めていなくて、
埃をかぶっていた本を満を持して読み始めたのですが…
『兄に無心するような人だったので…』
はい、わたしこれも「???」でした。
無心って、『無心する』って動詞みたいな使い方すんの!
ってゆう驚きとともに、
「人に無心する」ってどーゆーとこ?!ってなりまして笑
これ、無心するという言葉は、
「お金を無心する」という使い方をすることが多いように、
「金品をねだる」っていう意味なんですよね(>_<)
本を読み進めれば読み進めるほどに、
もう分からない文言があふれんばかり。
こんなにも未知の領域があるのか…と涙
ちなみに、「厭う」という言葉は、
『やまとことば』に当たるそうですが~
この『やまとことば』とは、漢語でもなく外来語でもない、
日本生粋の日本語のことだそうでして!
やまと=大和から連想いただけるかと思いますが~
たとえば~よく耳にするとことでいうと、
・暇があれば=お手すきの時に
・協力=お力添え
とかですね☆うんうん
最近この「大和言葉」が見直されつつあるそうで~
その背景にはSNSなどの短文かつ話し言葉が
ぐいぐい来ている世の中だからこそみたいでして。
この大和言葉しかり、意味を知らない言葉に出会うと、
どうしてもズレがでてきてしまい~
それこそ、『無心する』=『遠慮する』だと解釈してしまったとすると、
正反対の人柄になっちゃんですよね!
いや、怖いですよね(>_<)
ちゃんと意味を解っていないと、会話が成り立たない…ふぅ
・長文を読む/書く
・手紙を読む/書く
ことが少なくなってしまっている今だからこそ、
見直すべきことがたくさんあるなぁと感じました…( ;∀;)
みなさま、是非お手紙を書いたり、読書したりして、
たくさん言葉に出会っていただきたいと思う次第です☆
P.S. 知っているだけだとなかなか覚えられないので、
是非、実際に手紙でその言葉を使ったり、
会話の中に登場させていただければと思います~☆
文章を「書く」こと、お手紙を「書く」ことに
興味を持っていただけた方は、
青霄書法会で【書道】のお稽古なんていかがでしょうか?
お待ちしております~(^^)/