レジ袋が有料化になりますね!“包む”にまつわるお話☆風呂敷etc.
2020/06/30
レジ袋が有料化になりますね!“包む”にまつわるお話☆風呂敷etc.
みなさん、こんにちは~☆青霄書法会の神谷です!
本日6月の最終日。
四半期の締めでお仕事のラストスパート!という
企業さんも多いのかと思いますが…
明日2020年7月1日~といえば…
『レジ袋有料化』が開始されますね!
経済産業省のHPでもレジ袋有料化の広報がされており~
レジ袋を使用している小売業に関わるお店は、基本対象となります。
但し、環境に配慮されたレジ袋を使用しているところは、
有料対象外だそうでして、大手ファーストフード店なんかは、
そのレジ袋使用により、無料だとかなんだとか!
私としては~スーパーのレジ袋をゴミ袋や、
濡れたものを入れる袋として使いまわししている派だったので、
今回の有料化が悲しくて悲しくて(>_<)ガーン
「環境のため」の施策なので…エコバックしっかり持参せねば…ですね。
この間、サザエさんを見ていて思ったのですが!
(( カツオ、いっつも買い物カゴ持ってるよね ))
って!レジ袋があるのって、いつからなんだろうって思いまして。
<“袋”の歴史>
かつて袋は、動物の胃袋とか内臓を使ったり、
皮を縫い合わせたりして作るほど「包装」が大変だったそう。
時は流れ、甕や瓶のような土器が現れましたが、
当時なので、「フタ」が締まらないみたいな苦労も。
では、ビニール袋になるまでの「包装資材」って
どんなものがあったのか、かるーく見ていきましょう(*'ω'*)
【包装資材の沿革】
・紀元前4000年…麻が登場!
・縄文時代…藁が登場!この時期から甕などの土器が使用され…
・奈良時代…縄や紐が登場!
・平安時代…陶磁器や桶が登場!
・鎌倉時代…樽が登場!
・江戸時代…風呂敷の大流行~(*´ω`*)
・大正時代…アメリカ発の紙袋が国内で作られはじめ、商品化!
・昭和…1970年代にビニール袋が登場!
はい!ではでは~、ここで問題。
カツオが買い物を頼まれて持っていく「買い物カゴ」。
これが、ビニール袋になるきっかけが、
女性がよく身に着ける、あるものにまつわるんですが…。
それは……なんでしょう!
分かりません?ヒントは…
大人の女性がスカートを履くときに……
はい!そうです!『ストッキング』ですね~☆
ストッキングって繊細ですから。
「え、まだ家出てすぐなのに、どこで引っ掛けたの?!」
ってゆうぐらい、伝線するんですよね~
買い物カゴでスっちゃった!なんて涙ものです。
それが故に、ビニール袋が重宝されたみたいです(*´з`)
【風呂敷の歴史をのぞき見】
調べていて、いいなぁと思ったのが、「風呂敷」です!
風呂敷って、もとは奈良時代の「ツツミ」と呼ばれていたものが原型だそうで。
宝物とか、高価な衣裳を包むために使われていたそう。
これが時を経て~室町時代あたりには~
大名たちがお風呂に入った時に、衣裳を取り違えないように、
家紋入りのツツミで包んでいたらしく!
江戸時代なってからさらに風呂敷が使われはじめ、
銭湯が庶民で一般的になると、いよいよ風呂敷の出番♪
商売も盛んでしたから、小さいものを持ち運びするのに、
風呂敷で包んで運ぶのがとっても楽だったんですよね☆
大小さまざまなものを包むのにとっても便利で、
風呂敷の柄で、見分けることもでき、
背中に背負う時も、手提げかばんにするときも、
どんな持ち方にも対応できちゃっていたんですよね☆
<余談ですが…>
「包」という字の成り立ちについて~
「包」の象形文字って、
『お母さんのおなかの中にいる胎児』の形を模しているそうで!
なんだか…感慨深いですよね。
「包容力」という言葉がありますが~
母が子をお腹の中で大事に守っている姿を想像すると、
「包容力」の真の強さみたいなものがジワジワ…。
包装資材のお話をしていて、
感じたことをつらつらーと書いてみました(*´ω`*)
「包」の象形文字に感動して、
筆でシュパッと書けるようになりたい!
と思っていただけた方は、
是非、青霄書法会で書道のお稽古はいかがでしょうか?
お待ちしています~☆