もうすぐ七夕☆短冊に願い事を…♪七夕の由来に「書道」がチラリ?!
2020/06/23
もうすぐ七夕☆短冊に願い事を…♪七夕の由来に「書道」がチラリ?!
みなさん、こんにちは!青霄書法会の神谷です!
梅雨だ梅雨だといいながら、
カンカン照りの日もたくさんあり~
「もう夏なのか?」と思ってしまう程ですが…
夏になる前に!
なんとなしに涼しげな行事といえば、
「七夕」ではないでしょうか~(#^^#)
涼しげだと思っているのは、私だけだったらすみません笑
七夕といえば…
織姫様と彦星様が年に一回、会えるかどうか…
「お願いだから、いいお天気になって!」と思って、
小さい頃は母と一緒にテルテル坊主を作っていた記憶も。
でも、今よく考えたら、この七夕伝説って、
働き者だった織姫様と彦星様が、
出会って恋に落ちたのはいいんですが、
二人とも全然働かなくなったから、
年に一度しか会えなくなった、って話でしたよね笑
社会に出て思いますが…
しめるところは、しっかりしめるって大事ですよね( ;∀;)
小さい頃に感じていた物語と、
社会に出た大人の身として聞く物語と、
違って見えるのは…はたまた年齢のせいなのか。
今日はそんな、七夕の起源に「書道」がチラリと
隠れていたので、ご紹介させていただきます~(*´ω`*)
では!日本の七夕の起源とは…↓↓↓↓
<①棚機(たなばた)>
日本の古い禊ぎ(みそぎ)の行事で、
神様を迎えて豊作を祈ったり、人々の穢れをはらうものでしたが…
じつは!その行事には乙女が綺麗な水辺にある小屋で、
神様のために心を込めて着物を織って棚に備えるんだとか☆
これが次第に7月7月の節句に行われるようになったそうです!
<②乞巧奠(きこうでん)>
中国の行事で奈良時代に日本に伝来されたそうです。
織女星にあやかり、はた織りや縫物が上達するように、
庭先の祭壇に針などを供えて、星に願ったそうです♪
この行事は次第に、縫物だけでなく、
芸事全般の上達を祈願するものとなり、
『書道』もそのうちの一つだったそうです(*´ω`*)
<平安時代の七夕行事>
日本では、①②の行事と、
織姫彦星の七夕伝説が組み合わさって、
今の七夕になったのでは?という説があるそうですが…
平安時代に、この①②の行事が宮中に広がると、
美味しいご馳走をお供えして星を眺めながら、
香をたいて、音楽を奏で、詩歌をうたい…
サトイモの葉にたまった夜露を天の川のしずくにみたてて、
その水で墨を溶かして、
梶の葉に和歌を書いて願い事をしたんだとか!
はぁ…なんとまあ、ロマンチック。
<古来日本の七夕と現在の七夕>
笹の葉に短冊をつるす、今のような形式は、
江戸時代から見られるようになったそうです☆
その当初は短冊の色にも意味があって、5色だったんだとか!
竹・笹は神聖なものであり、生命力の溢れるそれは、
不思議な力があると言われてきたそうです♪
江戸時代も習い事の上達を星に願っていたそうでして!
現在は、「願い事」にかぎりはありませんが、
かつては「縫物が上達する」ことを星に祈っていたと思うと…
『自分の成長を宣言する』って、
やっぱり大事なんだなって改めて思いました☆
言霊…?有言実行…?ってやつですかね(*'ω'*)
今年の七夕には、
「筆でつらつら~とかっこよく、
習い事上達のための短冊を書きたい!」
と思っていただけた方!
是非、青霄書法会で、
小筆のお稽古をはじめられてはいかがでしょうか?
お待ちしていますー☆