お習字で聞く、”手習い”。その意味は寺子屋にあった?!
2020/03/26
お習字で聞く、”手習い”。その意味は寺子屋にあった?!
こんにちはー!青霄書法会の武部です!
書道・習字の教室で~
何気なく飛び交っている言葉として、
「手習い」というワードがあるかと思っていて!
よく考えると、「手習い」という言葉を
書道・習字に関わるようになってから、
頻繁に目にするようになったと思いまして…('ω')☆
この「手習い」という言葉。
デジタル大辞泉で調べると…
①文字を書く、習うこと。習字
②けいこ。学問
③心に浮かぶままに古歌などを書き記すこと
とありまして~
その他、「手習い」の意味として、
毛筆を使って、仮名・漢字などを書く練習をすること
として使用されているようで。。。
実はこれ、『寺子屋』からきているみたいです☆
江戸時代、寺子屋では、
読み書き算盤を教えていたそうですが、
中でも、仮名・和歌・漢字の書道の基礎教育は、
寺子屋での学問の中心となっており~
武士、町人、僧侶、神官、医者などが、
先生となり『手習師匠』と呼ばれていたそうです☆
通っていた生徒は『手習い子』『筆子』と呼ばれていて~
ここからも「手習い」という言葉が、
習字や筆を使った読み書きのお稽古を表すことが
伺えそうですよねー☆
ちなみに~
『寺子屋』という名称は、主に上方の
京都・大阪地区・伊勢地区で呼ばれたそうで、
「手習い塾」「手習い所」「手習指南所」
なんて呼ばれていたんだそうですよー(#^^#)
「手習い」の言葉って、
かつてからの学問である、
筆を使った読み書きのお勉強を
指すものだと思うと、
歴史を感じますよねー!
そんな、
「日本文化である書道を趣味として始めたい!」
「手習いをしたい!」
と思っていただけたら、是非、青霄書法会へ~♪
お待ちしています!