日本文化としての「道」とは…?“書道”を考える。
2020/01/08
日本文化としての「道」とは…?
―――――“書道”を考える。
こんにちは~!青霄書法会の武部です~!
新年となり、2020年も気づけば1週間が過ぎ…
年始~1月といえば!
■お正月
■おせち
■初詣
■年賀状
■成人式
■七草がゆ etc.
1月ははやり、日本ならではの
「文化」を感じる行事などが多いですよね~
古来より続く風習が今なお続いていると思うと、
それだけでも感慨深く…☆
日本ならではの文化といえば~
「わび」「さび」の感覚は本当に独特だと思っており!
中学校の国語の教科書で
「わび」「さび」の話が出てきたときは、
この感覚って日本ならではなんだなーとしみじみ。
実は、この「わび」「さび」の感覚って、
書道・茶道・華道・武道などの「道」の
考え方とも結びつきがあるみたいです!!
< “道”の意味を考える >
「道」の語源は、
古来中国の老子が語ったとされる、
『道(タオ)』だと言われていて…
その考えをもとに、
「道」という漢字自体に
本質に迫ろうとする生き方を
意味するようになったんだとか。
物事を知る、悟るためのプロセス自体が「道」、
という考えなので、
『到達する事が目的』ではなく、
『未完成のものを追求する』ことがイイ!
ということなんですよね~☆
これが「わび」「さび」との感覚と
繋がるところがあって!
「わび」…つつましく簡素なものの優美
「さび」…時間の経過とそれに伴う劣化
の意があり、
未完成なもの、不十分なことが良いと
捉えられているんです~
この日本独自の感覚こそが、
「道」の考え方ともマッチしていて…
未完成のものを追い求めるプロセスという考え方が、
なんだか心に響くのは、「わび」「さび」を感じる、
日本のスピリッツに関わっているんですかね~♪
そんな「道」のつく、
日本文化を身近なものに感じていただくために、
書道を始めてみたい!と思って頂けたら、
是非、青霄書法会にお越しください~☆
お待ちしています~!